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発願文(ほつがんもん)

(臨終に際して阿弥陀仏の極楽浄土に往生させて頂きたいと願いを発すことば)
                                    善導大師『往生礼讃』

仏道の友よ、命が終わるときが来たならば、次のことを願おうではないか。

心うろたえることなく、心の散乱することなく、



心を失うことなく、身心に諸々の苦しみや痛みがなく、


身心は安らかにして、心は静かな落ち着いたの境地に入り、


目の前に仏・菩薩らのお迎えを頂きたい。そして阿弥陀仏の救いの願いに
乗って

観経に説かれている極楽世界の最上位の上品に生まれさせてほしいと。


勿論、かの国に生まれ至ったならば、そこで得た偉大な能力をもって


この世の苦しむ人々に救いの手をさしのべようと思っています。


この私たちの願いは、宇宙の空間が限りなく広がっているように尽きるこ
とはありません。

このように発願いたしました。心より阿弥陀仏に帰依いたします。

意訳

願弟子等
臨命終時

心不顚倒
心不錯乱

心不失念
身心無諸苦痛

身心快楽
如入禅定

聖衆現前
乗仏本願

上品往生
阿弥陀仏国

到彼国已
得六神通

入十方界
救摂苦衆生

虚空法界尽
我願亦如是

発願已
至心帰命阿弥陀仏